服、音楽、文描き。(Prod. by いんふぃ)

ファッション,ダイエットのことなど書いてます.

【自分のクソだった大学生活の話】自分のネガティブな過去からくる行動力は就活に求められていないのか?

いんふぃです。

 

ちょっと昨日思ったことがあったので、

 

整理しておきたく、記事作りました。

 

タイトルをお話しする前に、

 

私の概略を振り返ります。

 

高校生のころ、めちゃくちゃ理系が苦手なのに

 

克服するとか、そんな理由で

 

私は理系を選んだのでした。

 

その裏には、

 

元々コミュニケーション能力が低く、

 

自分に自信がなかったことから

 

「一人で黙々と作業をする」イメージのある

 

理系分野に進み、就職する。

 

それだったら自分でも生きていけるのでは、

 

と思ったという点もありました。

 

今の学科も、漠然とした理由で選びました。

 

「なんとなく」車が好きだったから

 

「なんとなく」デザインが好きだったから

 

これをフュージョンします。

 

すると「カーデザイナー」という

 

頭の悪すぎる理論で将来を決めたのでした(笑)

 

そして親に高いお金を払ってもらい、

 

付属校に行かせて頂いていた私は

 

ロクに大学受験もせず、内部進学したのでした。

 

当時の私なりに

 

「これはヤバいだろうな」と予感はあったものの

 

そこまで真剣に考えていませんでした。

 

迎えた4月。

 

入ってからというものの、

 

地獄のような日々が始まりました。

 

自分の大嫌いな数学・物理が、

 

高校時代の何倍にもパワーアップして

 

自分に降りかかってきました。

 

それに加えて、実験・製図など

 

厳しすぎる実習科目に追われる日々。

 

後々確認すると、私の学科はその学校でも

 

特にキツいことで、有名な学科だったのです。

 

入学式前のガイダンス期間中

 

たった3日ほど行っただけなのに

 

これからの自分の人生が不安で、不安で、

 

「俺はとんでもない選択をしてしまった」と、

 

帰り道に人前で思いっきり泣いてしまったのを

 

よく覚えています。

 

1年生は友人と誤魔化しながら何とか耐えたものの

 

2020年、2年生になったところで

 

コロナウイルスに見舞われました。

 

精神的に相当参ってしまった私は

 

この時に人生で一番大きな挫折をするのでした。

 

疑心暗鬼、友人・家族すら全員敵に見えて

 

何故自分は、こうなってしまったのか。

 

あの時の変えられるはずもない選択も

 

ひたすらに悔いる日々でした。

 

思い詰める日々が続き、ある日限界に達した時

 

「自分の選択の責任は自分で取るしかない」

 

「極論、自分を助けるのは自分しかいない」

 

という結論に至り、絶望と悟りに近いものを

 

自分に植え付けました。

 

後期からそのネガティブ由来の行動力で

 

何とか自分を奮い立たせ

 

コロナによるオンライン授業も味方してか

 

何とか単位が取れてしまいました。

 

結果的に、

 

4年生の現在、卒論を終えればちゃんと

 

卒業要件を満たす単位は取れました。

 

この日々の裏には

 

高校時代の友人の楽しそうな姿や

 

彼女を作ったり サークル仲間と飲んだり

 

そんな世間一般の「楽しそうな」大学生に対する

 

羨望と嫉妬でまみれた4年間がありました。

 

少し環境のせいにはしていますが、

 

世間の「あたりまえ」が自分には無かったのに

 

みんなよーいドンで、社会人にならなければ

 

ならないことが、何より悔しかった。

 

全て、あの日の自分の責任なのですが。

 

ゆえに、私は面接の節々にも、

 

「ネガティブ由来」が

 

顔を出していると思うのです。

 

一番最初の記事で簡単に

 

私の就活概要を振り返っていますが、

 

メンタルが折られた社長の面接がありました。

 

その時に

 

「コイツマジでクソだな」

 

と思うのと同時に、少し気づいたのです。

 

「学生時代の苦労なんてどうでもいいから」

 

「社会人での失敗とは訳が違うんだよ」

 

「学生時代苦労した、ああそうですか。で終わりだよ。」

 

私の4年間を前面から否定され

 

「では自分には何が残っているのだろう」

 

と考えたとき、何も見つからず

 

自分の薄っぺらさとしょうもなさに

 

打ちひしがれました。

 

確かに私は頑張ったし、苦労もした。

 

評価されるべきポイントはあると思うのです。

 

でも、それもこなした上で、

 

私が欲しかったいろんなことや経験

 

それすら兼ね備えている奴らがごまんといるわけです。

 

乗り越えた経験もあってタフだけど

 

友人もたくさん、彼女もいて

 

コミュニケーション力があってポジティブ。

 

サークルでは....  ああ,ああ。

 

そんな人間がいることを私は

 

見たくなかった,知りたくなかったのかも。

 

自分は特別だと思っていたかった。

 

自分の苦労したこの経験は,

 

そういう「甘ったれ」どもを蹴散らすことが出来る

 

俺にとって唯一の「刃」だと,信じていたかったのです。

 

でも,そうじゃなかった。

 

それを踏まえた上でよく考えてみると、

 

企業側から見れば、私の失敗なんて

 

「どうでもいい」と思うんです。

 

「こんなに苦労した、頑張った」

 

「だから好きなことがやりたい」

 

「こんだけ頑張った。だから就活では報われたい」

 

会社からすればどうでも良いよね、と…。

 

それよりもポジティブの塊みたいな

 

目をキラキラさせた

 

「〇〇が好きで!〇〇がしたいです!」

 

みたいな、ヤツと働きたいよなと思うのです。

 

芸能人・俳優などでも,○○大学卒と紹介されることがあって,

 

そこが特に理系の建築とか,そういうところだったりすると,

 

とたんにその人に対するリスペクトが湧きます(笑)

 

もちろんそういう方って,忙しいだろうし

 

何もかも一般的な大学生とは違うとは思うのですが,

 

「ああ,この人も越えてきたんだ」と思ってしまいます.

 

それと同時に,全くその背景は紹介されることもなく

 

○○大学卒とだけ,書かれることが何よりも

 

社会からの,大学に対する評価なのだと感じました.

 

その中身が通用しないことが俺みたいな人間には苦しみであり,

 

逆に言えば,1からスタートが切れる,という

 

「救い」でもあると思うのです.

 

そも,私みたいな下剋上スタイルというか

 

逆境の裏返しによる負の原動力を持っている人間は

 

同じような経験がある人にはすごく刺さり、

 

共感して頂ける強みだとは思うのですが

 

それが、大多数ではないこと。

 

基本的には扱いづらい人なのではないかと

 

気づいたのです。

 

そんな中,私が一社に絞ってしまったのは

 

そんな「素のままの自分」を

 

がっつり受け止めて,向き合ってくれた会社(人事)だったからです.

 

ネガティブだけど誰よりも情熱がある

 

そんな自分を,あの人事の人は認めて,評価して下さいました.

 

自分の感情や本音と向き合ったら良いんじゃないかなと思う。」

 

「 問いてこなかったお題だったんじゃないかな。だからちゃんと向き合うタイミングなのではないかなと。」

 

「 僕のような人間求められているのか?という問いだとそこが固まってない、ふわふわしてる人は違うんじゃないかなと思う。

 

「いんふぃはもともと持ってるエンジンは大きいんだけどその方向性が定まる時と定まらない時があると思ってて。 定まれば強い、でも定まらなければそこそこで終わるんだよね。」

 

「あなたは結構器用で誤魔化しながらやれちゃう人だと思ってるので,そこが今回の向き合い方で向く方向が明確になるかどうかだね。」

 

「腹が決まったからすごいものをできたんだと思うし、とりあえず大学だーって腹決めたからこそ、ここまでやってきたんじゃないかなと。」

 

「 だから方向性と腹決めだと思ってて、それを踏まえた時に「本当に○○なのか?」という問いは考えるべき問いじゃないかなと思うのです。」

 

故に,就活では「ありのままの自分を認めさせたい」という想いが

 

強くなってしまったのでした.

 

現実,そんな会社はそれ以降一つすらなく,

 

立派な企業理念を掲げても,実際は平気で嘘をついているし。

 

笑顔を取り繕って,いい雰囲気のまま,平気でお祈りメールは届く。

 

面接では俺だけが,全てをさらけ出し「ホンネ」をぶつけて,

 

向こうのことなんて何一つも分からなくて。

 

あの会社みたいに自分の全てを見せても,いともたやすく落とされた。

 

だんだん「ありのまま」という軸もブレてきて

 

「もしかして本当の自分は,この世の中に求められていない存在なのか?」

 

という,考えに至ったのは想像に難くないと思います.

 

最初に出会うべき会社ではなかったのでしょうね.

 

最初に出会うにしては,素晴らしすぎた.

 

その輝きが強すぎた.

 

社会人になることが怖かった俺には「救い」にすら思えてしまった.

 

だから,,,諦めきれなかった,,,

 

自分に嘘をつかなければ 妥協しなければ

 

会社には入れないけど,

 

嘘をついて入社して,合わなくて,すぐやめる.

 

こんなクソみたいなサイクルになんの意味があるのだろう.

 

そう,就活自体を「敵視」してしまった時期もありました.

 

そんな私もここまでくれば角が取れてくるものです.

 

面接を重ねるたび,エージェントからの添削を受けるたび,

 

「本当の俺」は どんどん削り落とされていきました.

 

あの日あの人が認めてくれた私はどれくらい残っているのでしょうか.

 

なんてね.

 

ネガティブすぎますね(笑) 

 

俺だったら採らないかもww

 

「突き抜けられない」人間は,結局角を取られて丸くなり,

 

この社会の一部になるしかないのだと,悟っている現在です.

 

黒字の部分は,その人事の方がくれたメッセージで

 

今見返していると,今見ると,

 

俺にちゃんと逃げ道を作って下さっていたことが分かり

 

それを変なプライドで捨てた自分がバカだなと思うけれど,

 

それも仕方ないのかなと,

 

それもまた人生かと改めて自分を押さえつけました.

 

もしかしたらその人事の人は,断った俺を見て

 

「ああ,苦労はするだろうけどコイツらしいな」

 

とあの人なら思ったのではないかと,そう感じました.

 

今回見返したことで,

 

「ちゃんと自分を評価してくれるひとがいた」

 

ということをしっかりと思い返すことが出来ました.

 

ホントに,書いてよかった.

 

父親,母親と兄弟と親友と人事の人.

 

それだけで,十分です.まだ俺はやれます.

 

私の自己PRはこの大学時代の乗り越えた経験ですが

 

これにもネガティブな印象があるのかもしれない。

 

少し、スタンスを変えて受けてみようかと

 

考えてみた記事です。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

この記事のリリックは俺の大好きな,とっておきの一曲を。

 

〜本日のリリック〜

 

悪夢の日々から目を覚まし

 

ー片の明かりを今手の中に

 

いくら幸せで平凡な毎日

 

でも 前途多難に満ちた迷路が待ち

 

人生は悩ましい 人間は浅ましい

 

欲張りじゃ見えない 新鮮な輝き

 

強がりは弱いからが理由

 

嘘つきは息しながら死ぬ

 

何か俺を変えようと無理強い

 

してきても変わらずに今日も無地T

 

また買い替えるだけ 白の SKIVVIES

 

俺は幸せのその次に行く

 

秘密主義なんて息苦しい

 

服は着てるけどある意味フルチン

 

この命は見えない期日付き Time is life

 

暇ならあいにくない

 

もう全てがどうでもいい

 

落ちこみ超へこみ

 

心が折れそうに 酒でも持って来い

 

死にかけてもまた生き返って

 

全てを詩に変えて 起死回生

 

暗闇の森の導く手

 

切り傷だらけになって必死に抜ける

 

まるでヘンゼルのパンくず

 

落としてきた言葉が道しるべ

 

ZORN-Love Yourself (LOVEより)

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